アイプレス

中小企業・士業・医療機関向けのホームページ制作

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HPを制作した会社と連絡がつかない時に困らないため気を付けるべきことは?

先日、こんなご相談がありました。

Aさん
「スマホサイトを作ってもらったHP制作会社が倒産して、スマホで見たときにホームページが見えなくなりました。
パソコンで見たときは表示されるのですが・・・。
どうすればいいのでしょうか。」

Aさんは、元々パソコン用のホームページは持っていました。
後からZ社にスマホ専用のホームページを作ってもらい、スマホで見たときにはスマホ専用のホームページが表示されるように設定していたようです。
そのZ社が倒産してしまい、そこが提供していた「スマホ専用のホームページ」が消えてしまいました。
その結果、「スマホで見たときにホームページが表示されない」という状況になってしまったのです。

ちなみに、パソコンで見たときは、もともと持っていらしたパソコン用ホームページが表示されます。

解決方法は簡単です。
「スマホで見たときにスマホサイトを表示する」という転送設定を解除するだけです。

結局、サーバにログインさせてもらい、転送設定を解除して解決。
ご相談をいただいてから10分くらいで出来ました。

このように、今まで依頼していたホームページ制作会社がなくなったり、個人の制作者と連絡が取れなくなって困った。という相談はたまにあります。

その時にスムーズに解決できるときと、出来ないときがあります。
今回は、その差と、弊社のドメイン・サーバに関する方針についてご紹介します。

スムーズに解決できる場合

ホームページの運営には
・ドメイン
・サーバ
の契約が必要です。

ホームページを家に例えると、
ドメインは、i-press.jpやyahoo.co.jpなどですが、ホームページの住所のようなものです。
サーバは、ホームページを設置する土地のようなものです。

ドメインとサーバ、この2つの契約情報をきちんと把握していれば、大抵のことはなんとかなります。

例えば、

ホームページを作った人がいなくなってしまい、3年くらい放置している。
しかし、そろそろ新着情報くらい更新したい。

なんて時も、全然大丈夫!
サーバから過去のホームページデータをダウンロードして、それを加工して再アップすれば更新できます。


過去に契約したサーバ会社にレンタルサーバ代として、毎月一万円払っている。
高いのかなと思うけど、よくわからなくて何もできずにいる。

というときも、今のホームページを維持したまま、サーバだけお引越しができます。
今は安いところだと毎月千円以下でサーバを借りられるので、コストカットになりますね。

最悪、せっかく作ったHPをあきらめるしかない

逆に、ドメイン、サーバの情報について何もわからないと、何かあったときにスムーズに対応できません。
最悪、せっかく作ったホームページをあきらめて、新しく作り直さなければならなくなります。

ドメインを変えないといけないので、SEO(検索エンジン対策)もゼロからスタートです。

昔つくったホームページの削除も変更もできなくて、自社のホームページが2つ存在しているなんてことも過去にありました。同じ会社のホームページが2つあるとお客様が混乱しますし、SEOにも大変不利になります。

他にも、昔使っていたドメインを別の人に取得されてしまい、全く関係のない会社のホームページになっていた、なんてことも。
中古のドメインはSEO対策として一定の需要がありますので、こういう事もよくあります。

アイプレスのドメイン・サーバに関する方針は?

弊社は私一人で運営している会社です。

もし私が事故などで万が一のことが起こったとき、お客様のホームページについて分かる人はいません。
(パソコンを調べてもらえばわかりますが)

そんな時に、なるべくご迷惑をおかけしないよう、昔からやっていることが2つあります。

1.ドメインとサーバの情報はお客様と共有

納品時と年1回、サーバ・ドメインの支払い時期に、それぞれの管理画面のURLとID、パスワードをご案内しています。

2.契約はお客様名義

支払いと入金時期の管理は私がしていますが、契約名義はお客様名義になっています。
何かあった場合の権利関係がクリアですので、スムーズに引き継いでいただけるようになっています。

ということで、弊社にご依頼いただいているお客様はご安心下さい!

弊社以外にご依頼されている方も、ドメイン・サーバの情報は重要ですので、社内でも社外でもいいですが、信頼できる人に管理してもらってくださいね。

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この記事を書いた人:野田亜友弓

株式会社アイプレスの代表取締役。 2005年、大学在学中に起業し、WEBマーケティング支援、ホームページ制作・更新・管理、WEB広告運用代行などを行い、現在19期目。

中小企業診断士(2021年登録)/上級ウエブ解析士

野田亜友弓のプロフィールはこちら