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SEO対策のキモ、専門知識コンテンツとは?

「ホームページを作ったけど、Googleなどの検索エンジンで検索しても、上位に出てこない。
全然アクセスが集まらない。」

そんなご相談をいただくことがあります。

中には、タイトルやメタタグなどの、SEOに必要な最低限の部分を整えるだけで、上位に行くことがあります。

検索エンジン対策の基本は、「そのキーワードを検索した人にとって、いかに役に立つページを作るか」です。
「ホームページには役に立つ記事が満載だけど、それがGoogleに伝わっていないな~」というときは、タイトルやメタタグその他の基本的なSEO対策だけでもうまくいきます。

しかし、中には5ページほどの会社概要や商品紹介を書いたページしかないのに、「上位表示されない」とおっしゃる方もいます。そんな場合は「5ページしかなくて、しかもこの内容だけでは上位表示は難しいですよ。」と正直にお伝えします。

効果的なホームページに必要な要素

私にご依頼いただいて制作するホームページの場合、目的にもよりますが、以下の要素を盛り込むことが多いです。

  1. 基本情報
  2. 信頼獲得コンテンツ
  3. 専門知識コンテンツ
  4. その他のマーケティング要素

1.「基本情報」というのは

会社概要、商品案内、スタッフ紹介、問い合わせフォームなどの基本的なページですね。トップページと基本情報で5ページくらいになります。「とりあえずホームページがあればいい」というときは、これらの5ページでだいたいの会社情報を網羅できます。

しかし、これは最低限にすぎず、この情報量でホームページから集客するのは至難の業です。

2.「信頼獲得コンテンツ」は

お客様の声や受賞歴の紹介、数字に表せる実績など、アクセスした人に信頼感を持ってもらうためのコンテンツです。

すでにホームページを見ている人の問い合わせ率を上げるためのコンテンツですね。
内容にもよりますが、検索エンジン対策にはあまりつながりません。

3.「専門知識コンテンツ」は

SEO対策やアクセス数アップに大変有効です。
今回はこれについて詳しく説明しますね。

SEOに有効な「専門知識コンテンツ」とは?

「商品紹介」と「専門知識コンテンツ」の違いを説明すると、分かりやすいかもしれません。

例えば、「TC装置サービス」という、マンションの排水管の汚れをきれいにするサービスがあるとします(架空のサービスです)。

「TC装置サービスとは何か」を書くのが商品紹介ページです。

一方、
「マンションの排水管はなぜ汚れるのか
「マンションの排水管洗浄の必要性、やり方
「マンションの排水管が汚れるとどんな悪いことが起きるのか
を書くのが、専門知識コンテンツです。

もっと言うと、ターゲットが管理組合の役員なら、排水管に限らずマンション管理に関する知識も含みます。

「TC装置サービス」というマイナーなキーワードで検索する人は、ほぼいないと思ったほうが良いです。
大規模にCMでもしていない限り、検索するのはその会社の関係者くらいではないでしょうか。

しかし、専門知識コンテンツについては、見込み客が気になるであろうことを先回りして書ければ、上位表示やアクセス数アップを期待できます。

私は数十のホームページのアクセス解析を管理しています。
それらのデータによると、検索エンジンからのアクセス数で上位を占めるのは、圧倒的に、専門知識コンテンツです。
トップページよりもアクセス数が多いのが普通です。

まとめ

このような考えやデータから、5ページほどのページしかないのに、「上位表示されない」「アクセス数が少ない」とおっしゃる方には、

「ぜひ、専門知識コンテンツを作りましょう!」

とお勧めしています。

専門知識コンテンツは少しリライトすれば、メールマガジンの原稿にもなります。
メルマガも併用すれば、ホームページからの見込み客だけでなく、一度名刺交換した方、お問い合わせいただいた方に対しても継続的にコンタクトできますね。

※この記事は、2018年11月27日(火)にメルマガで配信したものです。

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この記事を書いた人:野田亜友弓

株式会社アイプレスの代表取締役。 2005年、大学在学中に起業し、WEBマーケティング支援、ホームページ制作・更新・管理、WEB広告運用代行などを行い、現在19期目。

中小企業診断士(2021年登録)/上級ウエブ解析士

野田亜友弓のプロフィールはこちら