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SEO対策用ホームページの作り方


SEO対策は、GoogleやYahooで特定のキーワードで検索したときに、検索結果の上位のほうに、自分のホームページを出すための対策です。

せっかくホームページを作っても、誰にも見つけてもらえなければ全く意味がありません。

見つけてもらう方法として「ネット上で広告を出す」という方法もありますが、こればかりに頼ってしまうと、毎月の広告費がばかになりません。

中小企業の場合は第一にSEO対策、その補助としてネット広告という順番で考えるのがいいと思います。

SEO対策用HPのつくり方

弊社では、会社概要などが載っている通常のコーポレートサイト以外に、SEO対策に特化したホームページの作成をご提案することがあります。

「SEO対策用HP」の実績としては、例えば、
・わずか20ページ以下で月60万ページビューの専門系HP
・たった4ページで月5.5万ページビューの専門系HP
・1年更新していないのに月10万ページビュー維持のHP

など。

※上記のホームページは、全国のお客様が相手なのでページビューが多いですが、例えば地域が限られていたり、ターゲットが限定される場合は、もっと少ないアクセス数で十分効果があります。

では、このようなコーポレートサイト以外の「SEO対策用のHP」を私がどのように設計しているのかをご紹介します。

<打ち合わせ>

1.お客様のビジネスを理解する

2.お客様のターゲットがどんな人なのか確認する

3.お客様がどんな記事を書けるのか確認する

<持ち帰って調査>

4.ターゲットがどんなことで困っているか、どんなことを知りたいか調査する

<ホームページの構成を考える>

5.どんなテーマのホームページを作成するといいか考える

6.そのホームページを構成する各ページのテーマとキーワードを考える

<ホームページの作成>

7.記事に盛り込んでほしいキーワードや、どんなテーマ・方向性の記事を書くといいかをお客様に伝えて、実際に記事を書いてもらう(とりあえず3記事くらい)

8.ページデザインの作成&コーディング

このホームページの方向性としては、商売っ気はほとんどゼロにして、ターゲットへの情報提供に努めます。

もちろん、本体のコーポレートサイトへのリンクや、問い合わせ用の電話番号を載せますが、あくまでメインはターゲットへの親切な情報提供です。
そのなかで、さりげな~く自社のサービスのアピールをするので、本体のコーポレートサイトへの流入や電話はかなり発生してます。

SEO対策用HPと通常のコーポレートサイトの違い

SEO対策用のHPをコーポレートサイトとは別に作ると、同じような記事ページをコーポレートサイト内に作るよりも、うまく上位表示できている印象があります。

この理由について考えてみました。

おそらく、SEO対策用のHPのほうが
「HPとしてテーマがきっちりまとまっている(専門性が高い)」
「別テーマのページへの発リンクやテーマ以外の文章が少ない」

というのが理由だと思います。

例えば、ある税理士さんが、
「税務顧問」「起業サポート」「事業承継」
という3つのサービスを持っているとします。

この税理士事務所のコーポレートサイトの構成は、

・会社概要
・スタッフ紹介
・サービス案内(税務顧問・起業サポート・事業承継)
・料金の案内
・お客様の声
・お問い合わせ
・プライバシーポリシー

こんな感じでしょうか。

で、この税理士さんが、
「今後は事業継承のお客さんを増やしたいな~」
と考えたとします。

上記のコーポレートサイトは、「事務所の案内」というテーマには合致していますが、「事業承継」が占める割合は少ないですよね。

仮に、このホームページの中に「コラムページ」を作って、税務顧問・起業サポート・事業承継の記事をどんどん書いたとしても、事業承継以外の記事も増えていきます。
そのため、サイト内に「事業承継」というテーマ記事が占める割合は、多くて3割くらいになりそうです。

そうなると、「HP自体の事業継承についての専門性」は、そんなに高くないですよね。

その点、SEO対策用のホームページを新たに作成して
「事業承継に困っている人のために専門家が提供する情報サイト」
を作成すれば、「事業承継」関連のキーワードで検索した時に、上位に表示されやすくなるのです。

SEO対策用HPをつくるときに気をつけたいこと

SEO対策用ホームページ内にどんな内容のページを作るのかは、最初からきっちり設計したほうがいいです。「自分が伝えたいこと」ではなく、「ターゲットが知りたいこと」を書きます。

ターゲットが検索窓に入れたキーワードは、まさに「ターゲットが知りたいこと」です。
このターゲットが知りたいことに対して、ドンピシャで答えているぺージを作ることができれば、そのページが上位に上がってくる可能性が増えるのです。

まずはターゲットの知りたい情報は何かを調査し、HP全体と記事のテーマを決めます。
そうしたら、ターゲットを思い浮かべて、その人に個人的に説明するようなイメージで記事を書くといいと思います。

そういったスタンスで書いていくと、わかりやすい日本語になりますし、自然に文字数は2000文字くらいになります。
テーマに沿ったちゃんとした内容で、文字数が2000文字くらいあると、上位表示が達成されることが多いです。

(もちろん、競合サイトの質にもよりますが)

「コーポレートサイト」と「SEO対策用HP」は、SEOの成果の出やすさが違う

コーポレートサイトの場合は、「名古屋 美容室 ストレートパーマ」というような2~3語程度のロングテールキーワードでの検索上位を目指すことが多いです。

しかし、SEO対策用のホームページの場合は、今のところ、ライバルサイトが数千万件あるようないわゆる「1語のメジャーキーワード」での上位表示が実現できています。
1語のメジャーキーワードで1位を取ると、アクセス数が桁違いに増えるのでビックリすると思いますよ。

コーポレートサイトでSEO対策をする場合は?

わざわざテーマ別でサイトを立ち上げなくても、サービス自体のテーマが似通っている場合は、コーポレートサイト内にコラムなどで記事を追加するのもいいと思います。
これはこれで、サイト内での閲覧ページ数や滞在時間が長くなるので、Googleの評価も高くなりますし。

こういった方式で行く場合は、各ページに記事以外の文字が多くなりすぎないようなホームページのデザインにするといいと思います。

記事の内容を、「ターゲットが求める情報」にすることは変わりませんし、1ページあたりの文字数は2000文字くらいはほしいです。

気になる方はお問い合わせください

SEO対策用HPの作成を作ってみたいな~と思われましたら、一度お問い合わせください。
勝算がありそうかお伝えできると思います。

この段階では、依頼するしない関係なしのフラットなスタンスでお答えいたします。

SEO対策用HPの作成は、ご自分でしても、私や他の専門家に依頼しても、どちらでもいいと思いますが、外部の力を借りたほうがスピーディーにできると思います。
ちなみに弊社の場合、ある程度の費用を毎月いただき、私がお客様のために動く時間を確保して、その中で試行錯誤で進めていく形のSEO対策です。

SEO対策のみというよりも、ホームページ自体、ビジネスモデル自体、マーケティング自体から議論し、その中の提案の1つにSEO対策があるというイメージかもしれません。
なので、パートナーとして二人三脚で頑張っていこう!と思ってくださるお客様とお仕事をしたいと思っています。

※弊社のお客様と競合するような案件はお受けできませんので、ご了承ください。

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この記事を書いた人:野田亜友弓

株式会社アイプレスの代表取締役。 2005年、大学在学中に起業し、WEBマーケティング支援、ホームページ制作・更新・管理、WEB広告運用代行などを行い、現在19期目。

中小企業診断士(2021年登録)/上級ウエブ解析士

野田亜友弓のプロフィールはこちら