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無実の罪で、Facebookアカウントが停止されてしまったら?

facebookFacebookを仕事のために使っていらっしゃる方、結構多いと思います。

私は、プライベート50%、仕事50%くらいで使っています。

友人知人が投稿している記事を見るのはとても楽しいですし、
刺激を受けます。
自分が投稿するのも面白くて、日々の充実につながっています。

FacebookのMessengerの音声通話は、
とても音質がクリアなので、
アメリカに来てからは打ち合わせの際の
電話代わりに使うこともあります。

こんな便利なツールなので、
いきなり使えなくなったら本当に困ります。

ただ、無料サービスなので、
Facebook側の判断で突然使えなくするという事が
可能なのですよね。

先日、あるお客様のFacebookの個人アカウントが停止されてしまい、
ログインできなくなりましたので、
復旧をお手伝いしました。

Facebookアカウントの停止の理由は、
ヘルプページによると以下の通りです。

・Facebook利用規約に従っていないコンテンツを投稿している
・偽名を使用している
・他の人になりすましている
・Facebookのコミュニティ規定に違反して、
 Facebookで許可されていない行為を続けている
・嫌がらせ、広告、宣伝、デート、その他の
 許可されていない行為を目的として、
 他の利用者に接触している

そのお客様は、何も悪いことをしていないので、
上記の理由には抵触していないはずです。

ただ、Facebook広告の運用のためだけに
個人アカウントを作成したので、
記事を1つも投稿していません。
顔写真も空白です。

なので、「偽名を使用している」「なりすまし」等であると
勘違いされた可能性があります。

アカウント停止に納得がいかない場合は、
Facebookに申し立てを送ることができます。

今回、私のほうで、
その申し立てをするサポートをさせていただきました。

Facebookアカウント停止への申し立て方法

申し立て方法は簡単です。

実在の人物であると証明するため、
身分証明書の写真をFacebookに送るだけです。

早速お客様に運転免許証を写メしてもらい、
それをアップロードしました。

・・・が、1週間たっても反応なし。
申し立てを受け付けましたというようなメールも届きません。

直接問い合わせしようにも、
電話番号は載っていませんし、
問い合わせフォームもありません。

アカウント停止が解除されるまでひたすら待つしかないのですが、
数週間も広告が停止されたままでは困ります。

そこで考えました。

「アメリカの会社なのだから、英語のほうが伝わるかも」

Facebookはアメリカに本社がある会社です。
きっと、いろいろな手続きや決定は
アメリカの本社がしていることでしょう。

アメリカ人が処理しやすいようにしたほうが、
早く手続きしてくれるかもしれません。

さらに、こちらはFacebookの広告主なので、
その点も強調したほうが、
営利企業なのだから優先してくれるだろうと思いました。

申し立て再挑戦

今度は、英語と日本語で

「広告を出していて、アカウントが停止されていると困ること、
本人は実在していること。本人の会社のURL。」

を追記し、身分証明書を送りました。

実際の文面は以下の通りです。
英語は、Google翻訳という無料サービスで翻訳しただけです。

——————————
Because personal account was suspended, advertisement was also stopped, so we are in great trouble.
I, 〇〇 〇〇 is real.
Please cancel the stop.

I am the director of the following company.
<ここに会社HPのアドレス>

個人のアカウントが停止されたため、広告もストップしてしまい大変困っています。
私、〇〇 〇〇は実在します。
停止の解除をお願いいたします。

私は以下の企業の代表をしています。
<ここに会社HPのアドレス>
——————————

その結果、送った3日後にアカウントが復旧されました!

特にFacebookからの連絡はありませんでしたが、
毎日チェックしていましたら、
3日目にログインできるようになっていました。

メッセージが良かったのか、
単に時間が解決したのかはわかりませんが、
ほっとしました。

もしあなたのFacebookアカウントが
無実の罪で停止されてしまった場合は、
申し立て時に英語でメッセージを添えるといいかもしれません。

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この記事を書いた人:野田亜友弓

株式会社アイプレスの代表取締役。 2005年、大学在学中に起業し、WEBマーケティング支援、ホームページ制作・更新・管理、WEB広告運用代行などを行い、現在19期目。

中小企業診断士(2021年登録)/上級ウエブ解析士

野田亜友弓のプロフィールはこちら