ご自分で制作したホームページや、
誰かに制作してもらったホームページ、
「ちゃんとSEO対策できてるかな?」
と気になりませんか?
今回は、
「SEOを意識して作られているかどうかのチェックポイント【ディスクリプション編】」
をお伝えします。
前回と同じく、まずはチェックしたいページのHTMLソースを見てみましょう。
SEO対策チェックのやりかた
■1
まずはご自分のホームページのトップページを開いてください。
■2
ページの上(画像以外のスペース)で右クリックすると、メニューが出てくると思います。
その中から
「ページのソースを表示」
「ソース表示」
というようなメニューを探し、クリックしてください。
Windows10でMicrosoft Edgeの場合は、このメニューが出てこないことがあります。
その時は、キーボードの「F12」というボタンを押してみてください。
■3
そうすると、英語と日本語が混じったページが表示されると思います。
これが、ホームページの中身の一部(HTMLファイルのソース)です。
■4
その中に、
こんな表記はありませんか?
<meta name=”description” content=”ここに日本語が入っているはずです”>
これは、「ディスクリプション(metaタグ)」です。
今日はここに注目して解説します。
ディスクリプションの概要
ここは、ページの概要・要約を入れるところです。
ホームページを見ている人には見えませんが、実は、検索結果に表示されます。
GoogleやYahooで検索したときに、検索結果には数行で説明文が入っていますよね?
ここにはディスクリプションに書いた文章が表示されることが多いです。
PC検索の場合、最大で160文字と言われていましたが、最近、変更があり、250文字くらいまで表示されるようになりました。
スマホで見た場合は、最初の100文字くらいが表示され、それ以降は「…」で省略されます。
ディスクリプションは、タイトルタグと同様に、SEO対策上とっても大事な部分です。
また、閲覧者にとっては、
検索した時にずらっと並んだ候補の中から、
「このページを見てみよう」
という判断するためのポイントになります。
ディスクリプションのSEO診断
A)ディスクリプション自体がない
たまに見かけますが、もったいないです。
ディスクリプションがない場合は、Googleが勝手にページの中から文章を抜粋します。
SEO的にはそんなに悪くないかもしれないですが、Googleには、上位表示させたいキーワードをより分かりやすく伝えるため、ちゃんと考えた文章を入れたほうがいいです。
また、閲覧者に対してのアピールにも使えます。GoogleもYahooも、検索結果には1ページあたり10個以上のHPがずらっと並びます。
この中から、自分のHPを開いてもらう率を上げるために、「このページを読むと、どんなメリットがあるか」等の要素も入れたオリジナルの文章を入れましょう。
B)ディスクリプションはあるけど、全ページ同じ
こちらもよく見かけます。
全てのページや、複数のページに同じディスクリプションを使うのはGoogleが推奨していないのでやめておきましょう。
C)キーワードが羅列してあるだけ
ディスクリプションは、検索結果に表示されることを忘れてはいけません。
この部分の文章は、実際の人間にかなり読まれています。
キーワードが羅列してある文書ですと
「なんかアヤシイ」
「ここには私が必要な情報はなさそう」
などと思われてしまいます。
せっかく上位表示されても、
クリックしてもらわなければ意味がありません。
興味をひいて、ついクリックしたくなるような文章に変更することをおススメします。
効果的なディスクリプションのつけ方
■文字数は、最大で250文字程度
スマホで検索すると100文字以降は省略されるので、最初のほうに重要なキーワードやメッセージを入れてください。
■上位表示を目指すキーワードを入れる
「ホームページ制作」「SEO対策」「名古屋」「岡崎」など、検索順位で上位表示してほしいキーワードを入れます。
できるだけ文章の先頭のほうに、特に重要なキーワードを入れます。
■そのページの内容がすぐにわかる文章にする
ディスクリプションは「要約」です。
そのページの内容を要約した文章にしましょう。
必然的に、全ページ違う文章になると思います。
■そのページの内容と合わない文章を書かない
ページの内容と違う文章を書くと、クリックした人が「期待していた内容と違う」と帰ってしまいます。
そうなると、信頼を失いますし、SEO的には、直帰率が上がったり滞在時間が下がったりして、Googleの評価が悪くなります。
■見た人が、ついクリックしたくなるような文章にする
この部分は検索結果に表示されるので、見た人が思わずクリックしたくなるような文章にしてください。
キーワードを盛り込み、さらにクリックしたくなるような文章を考えるのはちょっと大変です。
しかし、やっただけ効果はありますのでぜひトライしましょう。
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