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そのHP、SEO対策をしてある?チェックポイント【タイトルタグ編】

ご自分で制作したホームページや、
誰かに制作してもらったホームページ、
「ちゃんとSEO対策できてるかな?」
と気になりませんか?

今回は、
「SEOを意識して作られているかどうかのチェックポイント【タイトルタグ編】」
をお伝えします。

百聞は一見に如かずと言います。
まずは該当箇所を見てみましょう。

SEO対策チェックのやりかた

■1
まずはご自分のホームページのトップページを開いてください。

■2
ページの上(画像以外のスペース)でマウスを右クリックすると、メニューが出てくると思います。

その中から
「ページのソースを表示」
「ソース表示」
というようなメニューを探し、クリックしてください。

Windows10でMicrosoft Edgeの場合は、このメニューが出てこないことがあります。
その時は、キーボードの「F12」というボタンを押してみてください。

■3
そうすると、英語と日本語が混じったページが表示されると思います。
これが、ホームページの中身の一部(HTMLファイルのソース)です。

■4
その中に、以下のように
<title></title>で囲まれた部分はありませんか?

<title>ここに日本語が入っています</title>

これは、「タイトルタグ」です。

今回はここに注目して解説します。

タイトルタグの概要

そのページのタイトル(主題)を入れるところです。
(デザイン上のタイトルとは違います。)

GoogleやYahooで検索したときに、検索結果の1行目に表示される部分には、ここに書いた内容が採用されることが多いです。

最大で30文字くらいです。
それ以上入れることはできますが、「…」で省略されたり、勝手に書き換えられたりしてしまいます。

タイトルタグのSEO診断

A)タイトルタグ自体がない

これはまずいです。

タイトルタグは、
「検索エンジンと閲覧者の両方に、ページの内容を伝える」
ためにあります。

ないと伝わりづらいので、ぜひぜひつけてください。

B)タイトルタグはあるけど、
「無題ドキュメント」「〇〇株式会社」しか書いていなくて、
全然キーワードが入っていない

もったいないので、書きかえたほうがいいです。
書き換え方は、下でご説明します。

C)「名古屋・岡崎のホームページ制作はアイプレス」などの、
伝えたい内容は入っているけど、全ページ同じ文章になっている

タイトルタグは、
「そのページの内容の主題を書く」
部分ですので、1ページ1ページ違う文章になるはずです。

複数のページで同じタイトルタグを使うと、
Googleの評価が下がるので変更をおススメします。

SEO対策に効果的なタイトルタグのつけ方

■文字数は、最大で30文字程度

■そのページの内容がすぐにわかる文章にする

せっかくクリックしたのに、タイトルとページの内容が違ったら
閲覧した人はがっかりしてすぐに帰ってしまいます。

SEO的には、直帰率が上がったり、
サイトの滞在時間が下がったりすると、
Googleの評価が悪くなります。

きちんとページの内容が伝わる文章にします。

■1ページ1ページ違う文章にする

トップページは、そのHP全体を表すタイトルにします。
下層ページは、そのページの内容が一目でわかるタイトルにします。

■上位表示を目指すキーワードを入れる

「名古屋」「花屋」「翌日配達」「祝い花」など、
検索順位で上位表示してほしいキーワードを入れます。

文章の先頭(左側)のほうに、特に重要なキーワードを入れます。
会社名は、SEO対策上あまり重要でなければ、
一番右側でいいと思います。

■キーワードの羅列ではなく、ちゃんとした日本語にする

「タイトルタグ」は、SEO対策にも大きな影響を与えるだけでなく、検索結果に表示されることで実際のクリック率にも大きく影響します。
ついクリックしたくなるような文章にしましょう。

■短いタイトルのほうが、SEO効果は濃いかも?

これは私の経験というか感覚なのですが、たくさんキーワードを入れた30文字いっぱいのタイトルよりも、1つのキーワードを主題にした20文字程度の短いタイトルのほうがそのキーワードで上位表示されやすいと思います。
場合によっては、意図して短めのタイトルを試してみるのもアリだと思います。

■ブログなどの場合

アメブロなどのブログや、WordPressで作ったHPの場合、タイトルタグには記事のタイトルが自動で入る設定になっていることが多いです。
その場合、記事のタイトルをSEOを意識したものにする必要があります。

例えばお花屋さんが、
お届けした祝い花の写真をブログで紹介している場合、

「今日の配達記録」

よりは

「名古屋市中村区のお客様に祝い花を配達しました」

にしたほうが、

「名古屋市」「中村区」「祝い花」「配達」というキーワードで
SEO対策になります。

■これはNG

・そのページと関係のないタイトルをつける

・長すぎるタイトルをつける

・タイトルタグで、SEO対策したいキーワードを乱用する

チェックの結果はいかがだったでしょうか?
数十ページ規模のHPでしたら、全ページ見直すのをおススメします。
(数百ページある場合は、優先順位をつけて対応したほうがいいです。)

タイトルタグを改善するだけで、上位表示できることもよくあるので、ぜひ挑戦してしてみてください。

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この記事を書いた人:野田亜友弓

株式会社アイプレスの代表取締役。 2005年、大学在学中に起業し、WEBマーケティング支援、ホームページ制作・更新・管理、WEB広告運用代行などを行い、現在19期目。

中小企業診断士(2021年登録)/上級ウエブ解析士

野田亜友弓のプロフィールはこちら