たくさんの人に
自社や自社の商品のことを知ってもらうのは、
ビジネスをするうえで大事ですよね。
私は、YahooやGoogleなどの検索エンジンで経由で
HPにアクセスを集める
SEO対策(検索エンジン最適化)が得意です。
他にも、インターネット上の広告で
集客するお手伝いをしたりもしています。
逆に、チラシや看板などのリアルな方法は、
あまり経験がありません。
ただ、弊社のお客さんはそのようなリアルな媒体でも
広告宣伝をしていることが多いので、
いろいろと事例を拝見しています。
実践したり、拝見したりしてよく思うのは、
「目的を決めて、その目的を達成できたのか検証するのは大事」
ということです。
SEO対策やインターネット広告など、
ネット上に露出して、
そこからHPにアクセスしてもらう場合、
この検証は結構簡単にできます。
HPにアクセス解析ソフトを入れておけば、
・どの媒体からどのくらいアクセスがあったの?
・そのアクセスでは、どのくらいのページ数を見てもらったの?
・問い合わせ件数はどのくらいあったの?
・電話ボタンがスマホでタップされた回数は?
など、いろいろとわかります。
検証が難しいのは、チラシなどのリアルな媒体です。
お客さんに、チラシの成果検証について
たまに聞かれることがありますので、
その時にお答えしている方法をご紹介します。
※Googleアナリティクスというアクセス解析ソフトを
HPに導入していることが前提です。
QRコードに設定するURLを工夫する
チラシに、自社HPへのQRコードを入れることはよくあると思います。
その際、登録するURLを
シンプルにトップページへのアドレスにすることが
多いのではないでしょうか。
こうしてしまうと、そのQRコード経由のアクセスなのか、
別の媒体からのアクセスなのかわかりません。
■方法1
そのQRコード専用のページを作る。
https://www.i-press.jp/qr001.html
↑ダミーURLなので、クリックしても何もないです。
など、そのチラシの、そのQRコード専用のページをつくります。
そのURLをQRコードに設定することで、
QRコード経由のアクセス数が把握できます。
◆デメリット
・専用ページをずっと残しておかないといけないので
管理が大変です。
・チラシを頻繁に出す人にとっては、
毎回専用ページを作るのは面倒かもしれません。
■方法2
QRコードに設定するURLを特殊なものにする。
https://www.hogehoge.jp/?utm_source=chirashi&utm_medium=qr1
こんな感じで、ちょっと特殊なタグをURLのおしりにくっつけて、
これをQRコードに設定します。
これで、アクセス解析ソフトで
このQRコード経由のアクセス数が確認できます。
◆メリット
・違うチラシを発行するごとに
「qr1」の部分を
「qr2」などに変更するだけなので、
方法1よりは簡単です。
◆デメリット
・QRコードのソフトによっては、
上記URLがそのまま表示されるので、
ちょっとびっくりされるかもしれません。
方法2のようなマニアックなことは、
社内で出来る必要はないと思います。
ただ、制作会社に依頼するにしても、
知らないと発注自体ができないのでご紹介しました。
QRコードの工夫の仕方を説明しておいてあれですが、
経験上、QRコードの使用率はそこまで高くないので、
チラシ自体を工夫するほうが現実的かもしれません。
例えばこんな方法です。
チラシに特典を付ける
「このチラシ持参で〇%オフ」
「問い合わせフォームに合言葉をご入力で〇〇プレゼント」
などの、
そのチラシだけの特典をつけます。
こうすることで、そのチラシから、
どのくらいのお客さんのアクションがあったのかが
わかります。
ちなみに、
「チラシを持参する」
「問い合わせフォームから問い合わせする」
「電話をかける」
は、購買にすごく近いアクションです。
チラシにあった商品がちょっと気になるけど、
今すぐほしいわけではない場合、
なんとなく上記のアクションはし辛くないですか?
その場合、「資料請求」や「資料PDFダウンロード」など、
ハードルの低いアクション方法も用意しておくと
良いと思います。
以上、チラシについていくつか方法をご提案しましたが、
野立て看板や、テレビ・ラジオ・新聞の広告などでも使えると思います。
もしやっていないことがあれば、
広告費を有効に活用するために
一度試してみてくださいね。
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