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検索で上位表示を目指す言葉の、効率の良い選び方とは?

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YahooやGoogleなどで検索したときに、
自分のHPが上のほうに出てきたらうれしいですよね。

この仕掛けのことを、
「SEO対策」や「検索エンジン最適化」といいます。

例えば、Googleで

「税理士」

と検索すると、1ページあたり10個の検索結果が並びます。

その同じ1ページ内でも
順位によってクリック率が
大きく違うことをご存知ですか?

2017年のGoogleのデータによると

・検索順位が1位の場合のクリック率は【21%】
・2位は【10.65%】
・3位は【7.57%】
・4位は【4.66%】
・5位は【3.42%】
・6位は【2.56%】
・7位は【2.69%】
・8位は【1.74%】
・9位は【1.74%】
・10位は【1.60%】

とのこと。

1~3位で、全体の40%以上を占めています。

となると、せっかくなら1~3位を目指したくなりますね。
でも、手あたり次第、すべての言葉で
1~3位を狙うのが良いわけではありません。

具体的な考え方

例えば、名古屋に事務所をかまえる税理士さんの場合で考えます。

Googleで「税理士」という言葉で検索すると、
1180万件の候補が出てきます。

上位はWikipediaや資格の学校、税理士試験、税理士会など
大きな組織やHPが占めています。

この中で、1位を取れたら凄いと思います。

でも、普通は名古屋で税理士さんを探している人は
こんなふうに検索しませんか?

「名古屋 税理士」

しかし、候補は214万件。
競争率は高めです。

もっと絞って、
上手な節税がウリの事務所なら、

「名古屋 税理士 節税」

はいかがでしょう。
ライバルは32万件。
いけそうです。

もっともっと絞って、

「名古屋 税理士 不動産投資 節税」

もいいかもしれません。

不動産投資をしている人で、
節税を考えていて、
名古屋で税理士を探している人は
数としてはあまり多くないと思います。

しかし、このキーワードで検索している人は
とっても前のめりになって税理士を探しているはずです。

この言葉でGoogleの検索結果に出てくるHPの数は
4万件しかないです。
このライバル数なら私の経験上、
1~3位を取るのは難しくなさそうです。

まとめ

普通の税理士業務をしている事務所なら
「税理士」でSEO対策をするのは
お金と時間の無駄になってしまうでしょう。

「名古屋 税理士」での1~3位獲得も
ある程度のページ数がないと
最初は難しいかもしれません。

HPを作成する際に、
私がおススメしている方法の1つに、
【チリも積もれば山となる作戦(チリは金粉かも!)】
があります。

地域名×業種×サービスの種類

などの3~4語程度の言葉で
1~3位を取れるページをたくさん作ることです。

検索する言葉が、
1語(税理士)よりも
2語(名古屋 税理士)、
2語よりも3語(名古屋 税理士 節税)のほうが、
「前のめりになって探している」と考えられます。

このような「前のめりキーワード」で、
1~3位を取れるページをたくさん作れば、
仕事につながりやすいという考え方です。

しかも1~3位にさせる難易度が低いという、
効率が良い作戦だと思います。

さらに、このような考え方でページを増やしていくと、
難易度の高い2語や1語の言葉でも
自然に上位表示されていくんです。

結構地道ですが、効果はありますので、
ぜひ「前のめりキーワード」を考えてみてくださいね!

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この記事を書いた人:野田亜友弓

株式会社アイプレスの代表取締役。 2005年、大学在学中に起業し、WEBマーケティング支援、ホームページ制作・更新・管理、WEB広告運用代行などを行い、現在19期目。

中小企業診断士(2021年登録)/上級ウエブ解析士

野田亜友弓のプロフィールはこちら