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娘が入院して感じたアメリカの病院と日本の病院の違い


先々週、私の下の娘(2歳)が一週間ほど入院しました。

インフルエンザと診断されたあと、どうも元気が無くて何も食べない飲まないので心配になり翌日救急病院に行ったところ、即入院となりました。

インフルエンザから肺炎になってしまったようです。
点滴と酸素吸入をしている小さい体を見ていると本当にかわいそうで、代わってあげたいと心から思いました。

とはいえ、原因がわかり、必要な治療が受けられる状態というのはとても安心感があります。
早めに受診できてよかったです。

私もずっと病院に泊まり込みだったのですが、アメリカの入院生活にはカルチャーショックの連続でした。
娘の入院で気分が落ち込んでいて写真をとっていなかったことが悔やまれるのですが、紹介します。

1.医師、看護師、その他スタッフが使うマスク、手袋、割烹着のような不織布のエプロンがすべて使い捨て

廊下の壁にマスクや手袋、体を全身覆うエプロンのストックがおいてあり、部屋に入るたびにそれを使います。そして部屋の中にあるゴミ箱に捨てて出ていきます。
消費大国アメリカだけあるなあと思いつつ、そのくらい徹底したほうが二次感染とか防げていいなと頼もしく感じました。

2.入院中の食事がジャンクフード

以下のようなメニューを渡され、朝・昼・夕食分のメニューリストの中で好きなものにマルをつけて渡すと、その食事が届けられます。

・主食がハンバーガー、パンケーキ、マフィン、ワッフル等から1つ
・メインが肉、魚、等から1つ
・サイドがニンジン、ブロッコリー、コーン、マッシュポテト、サツマイモ、フライドポテト等約10種類から2つ
・スープが3種類から1つ
・サラダを1つ
・ドレッシングを3種類から1つ
・フルーツがバナナ、桃のシロップ漬け、ブドウ、リンゴ、ヨーグルト等から1つ
・デザートがチョコレートプリン、オレオクッキー、ソフトクッキー、等から1つ
・飲み物が牛乳、ジュース等から1つ

見ていただいてわかるように、とても病院食のイメージではありません。
普通のジャンクフードでした。それでもアメリカにしては野菜が多くて薄味なのかもしれません。
子どものメニューも似たような感じです。

3.ジュース飲み放題

ジュースや牛乳など、頼めばいつでも持ってきてくれます。たぶん無料だと思うのですが、もしかしたら入院費に上乗せされるのかもしれません

4.子ども救急病院にしては、初診の待ち時間が少なかった

子ども専用の救急病院に日曜日の昼に駆け込んだのですが、30分ほどで診察となりました。
日本に比べると待合室にいる人の数も少なめで、あまり待ちませんでした。

多分、日本に比べて医療費が恐ろしく高いせいだと思います。
まだ請求が来ていないのでわかりませんが、たぶん入院費合わせて数百万円くらいなのではないかと思います。
(我が家の場合は民間保険で大部分まかなわれるはず・・・そうであってほしい!)

ちなみに、以前夫が体調を崩して救急病院に行き、点滴を打って帰ってきたことがあるのですが、その時の医療費は20万円でした!

アメリカには日本のような国民健康保険制度が無く、個人が民間の保険に加入します。
その保険プランによって、医療費のうちどのくらいを保険会社が負担してくれるか変わります。
もちろん、カバー率が高い保険の保険料は高額です。

おもちゃのプレゼントやアニメDVDのレンタルなどがあった

これは日本でもやっていそうなサービスですが、ありがたかったです。
娘はずっと「アナと雪の女王」を見ていました。

かかりつけ医が何度も様子を聞く電話をかけてくれた

救急病院に行く前にインフルエンザの診断をしてくれたドクターが、何度も入院中の娘の様子を聞く電話をかけてきてくれました。日本のお医者さんのイメージよりもフットワークが軽く、一人の患者により時間をかけてくれるようです。

診察時間は日本だと5分くらいだと思いますが、アメリカの小児科では個室に通され30分~1時間くらい検査やらなにやらしてくれます。
子どもにアイスキャンディーをくれたりもします。

そういえば、私が虫歯の治療で奥歯の神経を抜いた病院では、帰りに花束をくれました。
病院なのに、サービス精神が旺盛だなと驚きました。

このような対応をできるのも、やっぱり医療費が凄く高く、かつ人々が医者に気軽に行かないので病院に時間的余裕があるからだと思います。
病院はいつ行ってもそんなに混んでません。

 
 

以上がカルチャーショックの内容です。

日本では、自分の出産の時くらいしか入院に縁がなかったのですが、こうやって外国で体験すると、日本の医療制度ってすごいなとあらためて思いました。

出産のときの日本での入院は自費でしたが、5泊で60万円くらいでした。
当時はまあまあ高いなと思ったのですが、アメリカと比べると格安ですよね。
後から出産一時金として健康保険から42万円戻ってきますので、実質20万円くらいですし。
食事も最高においしかったです。

医療費とか民間保険料の負担を考えると、アメリカにいる人にとって医療というのは結構なぜいたく品だと思います。
日本は今後もそんなことにならないでほしいと思いつつ、お金持ち向けに「高額をいただいて待ち時間なし、至れり尽くせりのサービスをする」という病院がもっと増えてもよさそうな気がします。
その場合、アメリカの病院のサービスというのは参考になりそうです。

 
 

娘はすっかり元気になりました。
そして、今考えると私も貴重な体験ができました。

ちなみに、入院は個室なのでパソコンを持ち込み、私は病室で仕事をしていました。
パソコン一つあれば仕事ができるのは、IT関係の仕事の強みだなあと思います。

今後も、家族の健康管理に気を付けて、アメリカでの生活を楽しんでいきたいと思います。

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この記事を書いた人:野田亜友弓

株式会社アイプレスの代表取締役。 大学在学中に起業し、ホームページ制作・更新・管理、Jimdoデザインカスタマイズ、リスティング運用代行などを行う。 Web活用のセミナーなどでも登壇。 上級ウェブ解析士。 2017年7月から3年ほどアメリカ在住予定。